Raspberry PiとLEDマトリクスパネルを使って、電車(E233系3000番台)の側面行先表示を再現するためのソフトウェアです。 表示内容はWebブラウザを使って設定することができます。
動画: LED行先表示器をブラウザからフリック操作できるようにしてみた
- LEDマトリクスパネル(HUB75規格)を制御することができるRaspberry Pi
- LEDマトリクスパネル(HUB75規格)64×32ドット 2枚
- モダンブラウザ搭載端末
(参考)作者の環境
- Raspberry Pi 3 Model B
- Adafruit RGB Matrix + Real Time Clock HAT for Raspberry Pi
- LEDマトリクスパネル(HUB75規格)3mmピッチ 64×32ドット 2枚
- iPhone 8
詳細はこちらの記事をご覧ください。
Raspberry PiでつくるLED行先表示器 ハードウェア編
- 一般的なRaspbian環境(Jessie以降 + Python 2.7)
- rpi-rgb-led-matrix ※後半で解説します
以下の図を参考に各部品を接続します。
Raspberry Piに本レポジトリをクローンした後に以下を実行します。
1. ファイル属性の変更
レポジトリをクローンしたディレクトリで以下のコマンドを実行し、Pythonのスクリプトファイルに実行権限を付与します。
chmod u+x *.py
chmod a+x ./cgi-bin/*.py
2. LEDマトリクスパネル制御ライブラリのインストール
以下のページの Step 6. Log into your Pi to install and run software に従ってライブラリ(rpi-rgb-led-matrix)をインストールします。
レポジトリをクローンしたディレクトリで以下のコマンドを実行するとソフトウェアが起動し、LEDマトリクスパネルに行先が表示されます。 (起動時は[普通|前橋]となります)
sudo ./app.py
WebブラウザからRaspberry Pi(ポート番号:8000)にアクセスすると、表示内容を設定するためのページが表示されます。
(デフォルトURL: http://raspberrypi.local:8000
)
なお、本ソフトウェアをWindows上で実行するとシミュレータモードで動作します(matplotlibが必要となります)。
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